近年、様々な生活改善薬が各医薬品メーカーから発売され、クオリティー・オブ・ライフ（生活の質）の向上を目的とした治療が行われるようになりました。
生活改善薬の多くは海外の製薬メーカーで開発され、それが日本で認可されて、自由診療の枠で医師が処方するという薬剤がほとんどです。自由診療で行うため10割負担となり、患者個人の金銭的な負担が大きいため、海外で販売されている薬剤を個人輸入という形で購入する消費者が増えています。
また輸入した薬剤を自己判断によって服用している方も少なくありません。
特に毛髪治療はその傾向があり、本来であれば適正な診断行って、使用禁忌や相互作用、用法用量の遵守や副作用の可能性などの理解が必要です。また、男性および女性の脱毛症の予防方法や発症原因・メカニズム、治療、ケア方法を正しく理解することで、その進行を最大限に抑制することができます。

当研究機関は毛髪に関する正しい情報を皆様に提供することで、上記のような問題を少しでも改善できる活動を行い、一般の方々に毛髪治療のリテラシーを向上していただくことを使命としております。

少しでも多くの方にお役立ていただけるような情報を今後も随時発信してまいります。